飛鳥の酒船石は、7世紀、イラン人たちの薬酒製造施設である、とする大胆な意見をはじめ、市井に埋もれた研究家の活躍にまで及ぶ、作家ならではの、古代史研究余語。古代史ブームに一石を投じた名著『清張通史』全6巻を遺して逝った筆者が、5年にわたり書きつづったコラム49編。東から西へ、文化交流の足跡をさかのぼる、名随筆。古代史の謎に挑んだ、清張史観の精髄。古代史のアカデミズムに挑む、大胆な仮説、そして精緻な論証!
日本の古代豪族 100
内戦の日本古代史 邪馬台国から武士の誕生まで
縄文時代の歴史
日本の神々
日本古代貨幣の創出
帰化人 古代の政治・経済・文化を語る
戦争の日本古代史 好太王碑、白村江から刀伊の入寇まで
弥生時代の歴史
大和三山の古代
甲骨文字の読み方
前方後円墳の暗号
古代史謎めぐりの旅
「祟る王家」と聖徳太子の謎
「古代史」謎解きのヒント
奈良貴族の時代史 長屋王家木簡と北宮王家
邪馬台国論争
悲劇の宰相長屋王
古代史を彩った人々
古代浪漫紀行 邪馬台国から大和王権への道
好太王碑の謎 日本古代史を書きかえる
大和朝廷
日本神話と古代国家
日本古代史と朝鮮
白村江