敬虔なクリスチャンである母と学者の父との間に生まれ、新進評論家の兄を持つ道夫は、まさに賢兄愚弟と言われる通りの無頼な生活を送っていた。彼は、兄の結婚後、取り澄ました美しい義姉を犯すという野望を持った。女色を漁り、男を貪る。エロティシズムの極致を描く官能シリーズ。