冤罪など他人ごとだと思うかもしれないが、ひとは誰でも狙いをつけて逮捕され、密室での厳しい取り調べをうければ、犯してもいない罪を自白してしまうようになるだろう。今も警察・司法権力は、無実のひとを犯人に仕立てあげている。無実のひとが、殺人犯に仕立てあげられる原因はどこにあるのか。戦後の冤罪事件の経過を詳細に追い、恐怖の実態を伝える告発ドキュメント。
裁判官も人である 良心と組織の狭間で
民事裁判入門 裁判官は何を見ているのか
刑事弁護人
ニッポンの裁判
和解という知恵
絶望の裁判所
冤罪と裁判
裁判員制度の正体
裁判員に選ばれたら
〈冤罪〉のつくり方
もうひとつの「帝銀事件」
アフター・ザ・クライム 犯罪被害者遺族が語る「事件後」のリアル
裁判員Xの悲劇
開かれた扉―ハンセン病裁判を闘った人たち
冤罪はこうして作られる