内容紹介
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目次
- ●1 戦場からもどってきた若者たち
- 若者の戦争体験/パートタイム学生/バンカラ大学イエナ/ブルシェンシャフト運動/ファッション革命 ほか
- ●2 過激派学生の登場
- 青年講師カール・フォレン/テロリズム/ハーバードの初代/独文教授/カールスバードの決議 ほか
- ●3 武装する学生たち――ウィーンの学生軍団
- ウィーンの民衆暴動/大学軍団の結成/大学講堂を占拠する革命派内部での抗争/学生の請願書/「博士革命」から「学生革命」へ ほか
- ●4 紛争渦巻くベルリン大学
- 三月革命のグナイスト/私講師/大学教師のふところ具合/なぜ若者は大学教師になりたがったか/明治の日本留学生が見た私講師 ほか
- ●5 花開く学生文化
- 外国人の見たドイツの大学/革命の挫折とキャンパスの変化/碇泊集団としての学生組合/決闘文化/強制された遊戯 ほか
- ●6 勉強文化と遊び文化
- 国家試験と博士試験/明治の独逸学協会/御雇外人ミヒャエリス/栄光燦然たる法学博士/金で手にいれた博士号 ほか
- ●7 科学革命の拠点
- トップに躍り出たドイツ科学/生理学と物理学の場合/「フンボルト理念」と「競争モデル」/野放しの教授人事/大学管理の中央集権化 ほか
- ●8 学問大国を支配した男――“影の文相”アルトホーフ
- “高等教育のビスマルク”/大学教師を自由に操る/アルトホーフ体制とは何か/研究組織・資金の巨大化/ふところにピストルを ほか