内容紹介
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目次
- 1 「時調」との出合い
- 解放で出合った朝鮮の詩心/「時調」の発生と形式
- 2 黄真伊の生涯と「時調」
- 妓生・黄真伊/徐敬徳との交遊
- 3 高麗末の懐古歌
- 「丹心歌」と「何如歌」
- 4 太平烟月のうた
- 世宗とハングルの制定/孟思誠の「江湖四時歌」
- 5 二君に仕えずの思想
- 「死六臣」の節義歌/士禍・党争と「時調」
- 6 党争と青鶴洞(ユートピア)
- 朱子学と「時調」/朝鮮のユートピア
- 7 「壬辰」「丙子」の時代
- 青鶴洞後聞記/「壬辰倭乱」と「時調」/「丙子胡乱」と「斥胡時調」
- 8 王族と妓女のうた
- 臥薪嘗胆のうた/妓女と「時調」
- 9 鄭てつの行動と文学
- 流謫地での生活/党争のさなかで
- 10 尹善道――闘いと詩
- 闘争・流配・隠遁の生涯/理想郷を求めて/「時調」の極致「漁父四時詞」
- 11 残照の詩人たち
- 英正時代の「辞説時調」/歌壇の形成と時調集の編纂/朴孝寛・安ぶん英と大院君の登場
- 12 現代の継承者たち