内容紹介
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目次
- 1
- 1.坐禅とは何か
- 2.「身心脱落」――執着しない心
- 3.「會て名を知らず」――仏性とは何か
- 4.「全身独露」――生と死
- 5.「虚空終に内外無し」――心の防衛機制
- 6.「唯心と唯身と異と同とを説かず」――心とからだ
- 7.「身露れて相分る」――仏心にある現代的知性
- 8.「心は海水の如く、身は波浪の如し」
- ――生命感情回復のあがき
- 9.「光明終に円照す」――健康な不安、プラスのストレス
- 10.「三昧王三昧」――三昧の心理
- 11.「家に還って穏坐するに似たり」――無意識の世界
- 12.「坐禅は是れ、己は明らむるなり」――悟りと無意識
- 13.「心思うこと無く、身事とすること無かるべし」
- ――心身の健康法
- 14.「黙照体験」の科学――坐禅と脳波
- 15.「須らく善悪の思を休すべし」――強迫観念
- 2
- 16.「妄縁尽くる時、妄心随って滅す」――脱俗の心
- 17.「般若の智慧」――知恵と知的生活
- 18.「浄心の因縁たりと雖も……」
- ――能動的注意集中と受動的注意集中
- 19.「調心の至要」――快楽追求本能
- 20.「調身の要術」――他力本願の健康法
- 21.「皆ものに仏性あり」――一人よがりの倨傲
- 22.「調息の法」――息の構造と心とからだと
- 23.「念息不調の病」――悟りは幻覚(=禅病)ではない
- 24.「心を鼻端丹田に安ず」――禅病の予防
- 25.「多き時は皆乱心の因縁なり」――禅病にかかりやすいタイプ
- 26.「散心乱念」――ハート・ショック
- 27.「探道の心」――甘くない「安楽の法門」
- 28.「きょう慢我慢法慢」――知的我利我利亡者
- 29.「只管打坐」――「煩脳を断じ」の逆説
- 30.「説くこと莫れ」――坐禅の科学性
- 31.「意尽き理窮る処」――真の現実性とは
- 32.「聖凡の格式を超え迷悟の性