内容紹介
+ もっとみる
目次
- ●1 甘えと反抗
- 甘えと反抗の意味/プレイ・セラピーの一例/攻撃的な人びとの甘え ほか
- ●2 思春期の攻撃性
- 攻撃性の起源/思春期の攻撃性/父親反抗 ほか
- ●3 現代青年の精神状況
- 異邦人/エリクソンの理論/自我同一性の危機 ほか
- ●4 思春期の逸脱集団
- 思春期の本能変遷――ウチからソトへ/反抗と逸脱/衝動の発動と満足 ほか
- ●5 校内暴力を考える
- 甘え型暴力/タテマエの世界/学校という場のちがい
- ●6 反抗の病理
- 前エディプス的反抗期/ことばのない反抗/反抗への対応
- ●7 自我同一性の病理
- エリクソンの否定的同一性/愛されなかった子どもの運命/男性であることの不安
- ●8 攻撃性と依存性
- 爆発性から依存性へ/未熟な依存性と攻撃/依存性と攻撃性の対決
- ●9 日本的と現代的と
- 甘えと攻撃/攻撃犯罪の比較文化/甘えの拡散
- ●10 総括の理論――連合赤軍リーダーの残したもの――
- 「自己批判書」のなりたち/なぜ「総括」か/「心理家」と「革命家」 ほか
- ●11 青年の過渡的同一性――大江文学の心的構造――
- 想像力/エンパシー/被害者との同一化 ほか