内容紹介
「吾(われ)幽囚の罪人と雖(いえ)ども、悪んぞ国家の衰乱、夷狄(いてき)の猖獗(しょうけつ)を度外に置くを忍びんや」、国家の多難を前に、国の運命を担う責務から逃避する道はない。獄中にあれば獄中の人として、これに参ずる道を発見せずんば止まぬ21回猛士吉田松陰は、「余が一室に幽囚して、広大を致す如きは、学の力のみ」と、遂に『孟子』の全講を終えた。行動力の人であると同時に天性の教育家だった彼のこの情熱が『箚記』の紙表に溢れて、人の心を打つ。
目次
- 十二月二十四日
- ●巻の四 上
- 三月二十一日
- 三月二十二日
- 三月二十三日
- 三月二十五日
- 三月二十六日
- 三月二十八日
- 四月三日
- 四月七日
- 四月十五日
- ●巻の四 中
- 五月十四夜
- 五月十七夜
- 五月二十夜
- 五月二十三夜
- 五月二十六夜
- 五月二十九夜
- ●巻の四 下
- 六月初四夜
- 六月初七夜
- 六月十夜
- 六月仲三夜
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