ビリッチを失い、剛(ごう)ともはなればなれになって日本にもどってきたチナ。とまどいを感じる日本の学校でも、新しい友だちをつくり活気に満ちた毎日をおくっていた。高校2年の冬休み、海(かい)のお母さんの見舞いをかねて島へ“里帰り”するチナ。そこでは、なつかしい人々と再会することになっていたのだが……。チナの物語、ついに完結!