スロニアTO叛乱の芽を撃滅した功績が認められ、連邦軍中尉任官及び共産党書記局付という異例の昇進を果たしたダーヴィドら五人は、ボルニア共和国首都ヴルフ・ボスナに赴任する。ヒルトリアの“末期的現状”を唯一正確に見抜くトルバカインと未来を知るイレギュラーであるダーヴィドは“制御可能な革命”を果たす為、約束の国に巣食う“癌”を手段を選ばず一掃していく……。 カルロ・ゼンが贈る“共産主義英雄譚” 粛清の第2巻――。
小説家。『幼女戦記』(エンターブレイン)にてデビュー。Twitterアカウント @sonzaix
イラストレーター、漫画家。主な担当作品として『螺旋のエンペロイダー』(電撃文庫)、『隣人は真夜中にピアノを弾く』(ガガガ文庫)など。