列島規模の大災害によって、なし崩し的に第二次世界大戦の終結を迎えた日本。もはやマイノリティーと化した日本人の権益の保全と独立を訴え、駐留軍と真正面からの対決を企図する東京の暗黒街のボス、敬礼寺ことケイレブ。憂国の情熱に突き動かされた彼の暴走を、レオ・獅子神とクラブ・プリマヴェーラの面々は止めることができるのか――!? 『ひぐらしのなく頃に』の竜騎士07による最新ノベルゲームを、格闘・銃撃シーン描写の第一人者、『PSYCHO-PASS(サイコパス)』の深見真が渾身のノベライズ!!
小説家、漫画原作者。代表作に『ヤングガン・カルナバル』シリーズ(徳間書店)などがあり、特に銃器や格闘技を用いた戦闘シーンに定評がある。近年はアニメ『PSYCHO-PASS(サイコパス)』の脚本、漫画『王様達のヴァイキング』(小学館)のストーリー協力など、小説以外の分野にも活躍の場を拡げている。
1973年生まれ。同人サークル07th Expansion代表、シナリオライター。2002年夏、コミックマーケットで同人ゲーム『ひぐらしのなく頃に鬼隠し編』を発表。以来、夏と冬に1作ずつ『ひぐらしのなく頃に』シリーズ新作を精力的に発表し続け、まんが、アニメ、コンシューマー・ゲームなど様々なメディアを席捲する一大ムーブメントを 作り出す。他の代表作として『うみねこのなく頃に』『ローズガンズデイズ』などがある。
スタイリッシュなキャラクター造形が光る、気鋭のイラストレーター。担当作に『ぼくらは虚空に夜を視る』(星海社)などがある。