「「飢餓」と「飽食」」既刊・関連作品一覧

「飢餓」と「飽食」

アフリカの飢えた子供たち。燃料にされるヨーロッパの過剰バター。穀物の7割以上を輸入する日本。食料矛盾は拡大されるばかりである。21世紀の地球はどうなるのか。人口爆発、環境汚染、緑の革命、南北格差……。世界に立ちふさがる難問に挑む力作。

【目次】
序 食料問題――1960~2000
1 人口爆発と地球
2 食料増産の可能性――土地か収量か
3 緑の革命――ミラクル・ライス
4 人はなにをどう食べるか
5 栄養不足人口と食料の分配
6 飢饉はなぜおこるか
7 食料援助を考える
8 戦略物資としての穀物
9 食料生産と地球環境問題
10 食料の安全保障――日本の立場
11 21世紀、人は食べられるか