「体操競技のバイオメカニクス」既刊・関連作品一覧

  • 電子あり
体操競技のバイオメカニクス

【元体操のお兄さん「よしお兄さん」こと小林よしひささん推薦!】
レッツ体操!原理と基本を理解して体操力アップ!

本書は次のような方にお薦めします。
・体操競技選手や、体操部・体操教室所属の学生およびその保護者・指導者
・体操競技を楽しく観戦したい方
・バク転やけ上がりなどの体操技を体得したい方
・体操技の練習方法に関心のある方

「ゆか」「鉄棒」「跳び箱(跳馬)」を中心に扱い、バイオメカニクス(=生体力学)研究の結果を交えながら、技の実施方法・練習方法を理論的に解説しています。ゆかでは、正しい「前転」のやり方(技術)から「バク転」「バク宙」まで、鉄棒では「け上がり」「ともえ」「ほん転倒立」「懸垂振動技」まで、跳び箱では「前転とび」まで解説しています。

一般の方が読んでも技の練習はできますが、マットも無しに一人でバク転やバク宙などの練習をするのは絶対にNGです! 経験者の指導・補助を必ず受けてください。編集担当渾身のパラパラ漫画もお楽しみください。

【↓講談社ブルーバックスHPに関連するweb記事を掲載中!】
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/85644?media=bb

【目次】
第1章 体操競技の特性および歴史

第2章 バイオメカニクスの基本
それぞれの運動動作に必要な筋肉 筋力以外に体操に必要な体力
体力と技術 身体運動のバイオメカニクスの基本 運動時の脳の活動

第3章 倒立の科学
なぜ倒立は難しいのか 倒立の練習法 倒立の発展形

第4章 ゆかの基本技の科学  前転からバク転・前宙・バク宙まで
前転 後転 側転 ロンダート 首はね起き バク転 前宙 バク宙

第5章 鉄棒の基本技の科学  前回りからけ上がり・ほん転倒立・懸垂振動技まで
鉄棒の歴史 鉄棒の基本的な練習 前回り下り 逆上がり 空中逆上がり 空中前回り グライダー
コウモリ振り下り け上がり ともえ ほん転倒立 懸垂振動技―後ろ振り上がり・大車輪

第6章 跳び箱(跳馬)の基本技の科学  開脚とびから転回とびまで
跳び箱技の基本構成 開脚とび 閉脚とび 台上前転 前転とび

第7章 その他の男子競技種目の基本技の科学
あん馬 つり輪 平行棒

第8章 その他の女子競技種目の基本技の科学
段違い平行棒 平均台

第9章 連続技・高難度技の科学
連続技 高難度技 高難度技の例:ゆか 高難度技の例:鉄棒

第10章 技をきれいに見せるために