「律令国家の転換と「日本」」既刊・関連作品一覧

律令国家の転換と「日本」

摂関と受領の誕生、古代社会の再編
平安遷都、帝国はいかに変容したか

桓武天皇による長岡京、平安京への相次ぐ遷都。天皇の権威が確立する一方で、藤原氏北家も朝廷に地歩を固め、摂関制度が成立する。地方では伝統的な郡司層が没落し、国司長官の受領化が進展。9世紀、国家体制は大きな転機を迎える。