「文明と教養の〈政治〉 近代デモクラシー以前の政治思想」既刊・関連作品一覧
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宮廷社会や文明社会を舞台としたヨーロッパの初期近代では、19世紀以降とは異なる、人文主義的な政治が展開されていた。そこでは、マナーや教養、レトリック、シヴィリティが重要視された。しかしフランス革命と産業化の19世紀を迎えてのち、デモクラシーの浸透とともに、人文主義的な政治マナーは衰退してしまう。アダム・スミス、ベイコン、ヒューム、ハーバーマスなどの論考を参照し、実践知の政治学に光をあてる。
宮廷社会や文明社会を舞台としたヨーロッパの初期近代では、19世紀以降とは異なる、人文主義的な政治が展開されていた。そこでは、マナーや教養、レトリック、シヴィリティ(文明)が重要視され、ギリシャ哲学からも多くの影響を受けている。
しかしフランス革命と産業化の19世紀を迎えてのち、デモクラシーの浸透とともに、人文主義的な政治マナーは衰退してしまう。
政治状況が閉塞するいま、デモクラシーを問い直して新しい政治のあり方を模索するためにも、デモクラシー以前の政治思想の歴史を学び直す必要がある。
アダム・スミス、ベイコン、ヒューム、ハーバーマスなどの論考を参照しつつ、実践知の政治学に光をあてる試み。
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