「周縁から見た中世日本」既刊・関連作品一覧

周縁から見た中世日本

「日本」を越えた活力、繁栄、交流
いま、「日本」を問いなおす

12~15世紀、列島「周縁部」からいっせいに噴出したエネルギー。その活力は、安藤氏による津軽・十三湊の繁栄、琉球王国の成立と中継貿易の展開、海域での国境を越えた交流を生みだした。交易を基盤とする自立的な権力の形成は京都を中心とする国家の枠組みを越え、東アジア規模での変動をもたらした。多様な民族と文化が織りなす「もう1つの日本史」。