「不登校・ひきこもりの心がわかる本」既刊・関連作品一覧
ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》
【現状から抜け出すヒントが満載】
100万人以上が悩んでいるといわれる不登校・ひきこもり。
どうして外に出られないのか? 本人は何を悩んでいるのか? 子どもの心理状態をイラスト図解。
八方塞がりの現状から抜け出すヒントが満載の一冊。
(まえがきより)
不登校・ひきこもりの問題で悩んでいる人にまず伝えたいのは「あせらないでください」という言葉です。
悩みを抱える本人はもちろん、周囲で見守っている家族や教師も、問題の解決を急がないことが大切です。学校や職場に行かなければならない、行かせなければならないと考えて、急ぐのはやめましょう。あせればあせるほど、精神的に追いつめられ、状況が悪化します。
学校や職場に通い続けることだけが人生ではありません。それだけに固執してあせるのはやめて、少し休みましょう。
不登校でも、ひきこもりでも、最終的に自分のやりたいことを、自分にあった方法でできるようになればいいのです。それをゆっくり探すことにしてください。
【本書の主なポイント】
●不登校とひきこもりは、同じことではない
●不登校のおよそ3割がひきこもりになる
●うつ病、強迫性障害にかかっている場合も
●登校したがらない子には、どう話しかける?
●強い励ましは、かえって萎縮させてしまう
●教師が家庭訪問をするとき、家族・本人に伝えるべきこと
●不登校の人の約8割が5年後に就学・就労している
●自助グループや親の会が大きな助けに
【本書の構成】
第1章 どうして外に出られないのか
第2章 本人はなにを考え、悩んでいるか
第3章 八方塞がりの家族へのアドバイス
第4章 人生を変える一歩のふみ出し方
第5章 医師・心理士に期待できること