「ダウン症のすべてがわかる本」既刊・関連作品一覧

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ダウン症のすべてがわかる本

ダウン症の赤ちゃんはおとなしく、発達がゆっくりという特徴があります。そのため周囲とのかかわりが少なくなり、発達が促されないという二次的な問題が起こります。本書では、知っておきたい基礎知識から発達を促すための早期療育、日常生活の育ての工夫まで、イラスト入りでわかりやすく解説します。お子さんとご両親、そして養育にかかわるすべての人の助けになる、ダウン症の子どもを育てる上で欠かせない情報を網羅した一冊。


ひと目でわかるイラスト図解
《講談社 健康ライブラリーイラスト版》

【ダウン症の疑問に正しく答える!】
ダウン症の正しい知識から、発達をうながすために重要な早期療育までをイラストでやさしく解説。
また日常生活での育ての工夫や、合併症への対処の方法など、ダウン症の子どもを育てる上で欠かせない情報も網羅。

(まえがきより)
 ダウン症の赤ちゃんはおとなしく、発達がゆっくりという特徴があります。こうした特徴によって周囲とのかかわりが少なくなるために、発達がうながされないという二次的な問題が起こることが少なくありません。この本では、ダウン症の子どもの特徴と、発達をうながすための早期療育について紹介しています。
 また、日常生活でできる育ての工夫、合併症の基礎知識など、ダウン症の子どもを育てるうえで欠かせない情報を網羅しています。
 この本が、ダウン症の子どもとご両親、そして養育にかかわるすべての人の助けになれば幸いです。

【主なポイント】
●ダウン症は「病気」とは異なる点が多い。発達はゆっくりで、個人差も大きい
●ダウン症に多く見られる合併症、かかりやすい感染症などトラブルの早期発見と対処法
●「早期療育」は病院や福祉センターなどで指導を受け、実践は家庭で
●おとなしく、なかなか反応しない赤ちゃんへの語りかけのポイント
●ダウン症の赤ちゃんに楽しく、正しく食べさせる食事のコツ
●離乳食やトイレのしつけなどの自立訓練を始める目安は?
●学童期の子どもへの、家族だから気をつけたい正しい見守り方
●社会生活を送るうえで利用できる支援制度とサービス

【本書のおもな構成】
《第1章 知っておきたい基礎知識》
ダウン症は病気?/発見と診断/進路 他
《第2章 育ちの手助け・早期療育》
どこでできる?/体を動かす/言葉の練習/文字の練習/数を覚える 他
《第3章 家庭でできること》
語りかけ/食事/進路選択 他
《第4章 健康管理のポイント》
定期検査/心臓の病気/消化器の病気/目の病気/適応障害 他
《第5章 ダウン症の疑問に答える》
原因は?/支援は?/相談先は? 他