「<子どもの虐待>を考える」既刊・関連作品一覧
なぜ起きるのか。どう向き合うか。誰にでも起こりうる家族の問題として語る。
読者の方たちへ――私は、この本をふたつの読者層を想定しながら書いた。ひとつは、虐待の問題に最前線で対応しようとしている人たちである。そうした人たちが、必ずしも心理学や精神医学の専門用語に精通しているわけではない。だから、可能な限り「ふだんのことば」で理解できるような文章で、「虐待とは何なのか」を考えてもらえるように心がけたつもりである。もうひとつの読者層は、「自分のしていることは虐待なのではないか?自分は子どもの心を歪めてしまっているのではないか?」と感じ、その不安を誰にも受けとめてもらえずに苦しんでいる親の方たちである。――本書より
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