戦争の地政学

講談社現代新書
センソウノチセイガク
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戦争の地政学
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内容紹介

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目次

はじめに 地政学の視点と激変する世界情勢

第1部 地政学とは何か
第1章 英米系地政学と大陸系地政学の対峙
第2章 地政学理論の対立の構図~マッキンダーとハウスホーファー~
第3章 対立する地政学理論の展開~スパイクマンとシュミット~

第2部  地政学から見た戦争の歴史
第4章 ヨーロッパにおける戦争の歴史
第5章 地政学から見た20世紀の冷戦
第6章 冷戦終焉後の世界とロシア・ウクライナ戦争

第3部  地政学から見た日本の戦争
第7章 英米系地政学から見た戦前の日本
第8章 大陸系地政学から見た戦中の日本
第9章 戦後日本の密教としての地政学

第4部  地政学から見た現代世界の戦争
第10章 現代世界の武力紛争の全体構図
第11章 世界各地域の戦争の構図
第12章 自由で開かれたインド太平洋と一帯一路

おわりに 地政学という紛争分析の視点

製品情報

製品名 戦争の地政学
著者名 著:篠田 英朗
発売日 2023年03月16日
価格 定価:990円(本体900円)
ISBN 978-4-06-531283-4
通巻番号 2698
判型 新書
ページ数 224ページ
シリーズ 講談社現代新書

著者紹介

著:篠田 英朗(シノダ ヒデアキ)

1968年、神奈川県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。同大大学院政治学研究科修士課程修了。ロンドン大学ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス・アンド・ポリティカル・サイエンス(LSE)博士課程修了、Ph.D.(国際関係学)を取得。広島大学准教授、ケンブリッジ大学客員研究員などを経て、東京外国語大学大学院総合国際学研究院教授(国際関係論)。著書に『平和構築と法の支配――国際平和活動の理論的・機能的分析』(創文社、大佛次郎論壇賞受賞)、『国際社会の秩序』(東京大学出版会)、『「国家主権」という思想――国際立憲主義への軌跡』(勁草書房、サントリー学芸賞受賞)、『国際紛争を読み解く五つの視座――現代世界の「戦争の構造」』(講談社)、『集団的自衛権の思想史――憲法九条と日米安保』(風行社、読売・吉野作造賞受賞)など多数。

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