大江健三郎全小説 第2巻

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大江健三郎全小説 第2巻
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内容紹介

「リアリスチクに現代日本の青年をえがきだすこと、それを、現実から疎外された青年をえがくべく試みるということとして、この作品のテーマの位置においたことを、私は決してまちがっていたとは思いません。しかし、達成された作品がはたして日本の現代の青年をリアリスチクにえがきだしているかの批判は、それも否定的な批判は、この作品の上梓にあたって再び激しくおこなわれるだろうと思います」(著者・『孤独な青年の休暇』)

【収録作品】
ここより他の場所/共同生活/上機嫌/勇敢な兵士の弟/報復する青年/後退青年研究所/孤独な青年の休暇/遅れてきた青年/下降生活者

──初期作品群その2

製品情報

製品名 大江健三郎全小説 第2巻
著者名 著:大江 健三郎 装丁:鈴木成一デザイン室
発売日 2018年11月11日
価格 定価 : 本体5,800円(税別)
ISBN 978-4-06-509004-6
判型 A5
ページ数 522ページ
初出 「ここより他の場所」…「中央公論(臨時増刊)」中央公論社 1959年7月17日 第74巻10号/底本は『見るまえに跳べ』新潮文庫(改版)2000年12月15日、「共同生活」…「群像」講談社 1959年8月1日 第14巻8号/底本は『大江健三郎小説1』新潮社 1996年5月30日、「上機嫌」…「新潮」新潮社 1959年11月1日 第56巻11号/底本は『見るまえに跳べ』新潮文庫(改版)2000年12月15日、「報復する青年」…「別冊文藝春秋」文藝春秋新社 1959年12月28日 通巻70号、「勇敢な兵士の弟」…「文藝春秋」文藝春秋新社 1960年1月1日 第38巻1号/底本は『大江健三郎全作品3(第1期)』新潮社 1966年10月30日、「後退青年研究所」…「群像」講談社 1960年3月1日 第15巻3号/底本は『戦後短篇小説再発見1 青春の光と影』講談社文芸文庫 2001年6月10日、「孤独な青年の休暇」…「新潮」新潮社 1960年4月1日 第57巻4号/底本は『孤独な青年の休暇』新潮社 1960年5月5日、「下降生活者」…「群像」講談社 1960年11月1日 第15巻11号/底本は『見るまえに跳べ』新潮文庫(改版)2000年12月15日、「遅れてきた青年」…「新潮」新潮社 1960年9月1日 第57巻9号~1962年2月1日 第59巻2号/底本は『遅れてきた青年』新潮文庫(改版) 2001年5月20日。

著者紹介

著:大江 健三郎(オオエ ケンザブロウ)

大江健三郎(おおえけんざぶろう)
1935年1月、愛媛県喜多郡内子町(旧大瀬村)に生まれる。東京大学フランス文学科在学中の1957年に「奇妙な仕事」で東大五月祭賞を受賞する。さらに在学中の58年、当時最年少の23歳で「飼育」にて芥川賞、64年『個人的な体験』で新潮文学賞、67年『万延元年のフットボール』で谷崎賞、73年『洪水はわが魂におよび』で野間文芸賞、83年『「雨の木」(レイン・ツリー)を聴く女たち』で読売文学賞、『新しい人よ眼ざめよ』で大佛賞、84年「河馬に噛まれる」で川端賞、90年『人生の親戚』で伊藤整文学賞をそれぞれ受賞。94年には、「詩的な力によって想像的な世界を創りだした。そこでは人生と神話が渾然一体となり、現代の人間の窮状を描いて読者の心をかき乱すような情景が形作られている」という理由でノーベル文学賞を受賞した。

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