伊藤博文と明治国家形成―「宮中」の制度化と立憲制の導入

講談社学術文庫
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  • 電子あり
伊藤博文と明治国家形成―「宮中」の制度化と立憲制の導入
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内容紹介

「立憲カリスマ」の真の業績とは
立憲制確立のためには、まず天皇の権限を明確にし、内閣を自立させることが不可欠だった。

内閣制度を創設し、明治憲法の制定に尽力したことで日本近代史にその名を刻む伊藤博文。しかし立憲制の導入のために伊藤がまずなすべきことは、天皇の権限を明らかにし、「宮中」を制度化することだった。大隈重信・井上毅ら政敵との抗争や、度重なる政治的危機を乗り越えて明治天皇の信頼を得た伊藤の、「真の業績」を論じたサントリー学芸賞受賞作。

「宮中」とは、天皇、皇族、宮中派と呼ばれる天皇側近、宮内省関係者などで構成された政治主体を意味し、その「宮中」が、「内閣」から自立した政治意思を持ち、立憲制の導入を中心とした体制の転換にも少なからぬ影響を与えていったのである。
 本書の意味する「宮中」の制度化とは、君主権力を制度化して「宮中」の恣意から「政治」を自立させようとする政治的試みであり、それを本書では伊藤の政治指導を通じて明らかにしようとするものである。――(本書「はじめに」より)

1991年、吉川弘文館刊の同名書籍の文庫化

目次

  • 第一章 「宮中」の政治的活性化と明治14年の政変
  • 第二章 内閣制度の創設
  • 第三章 「宮中」の再活性化と明治20年の危機
  • 第四章 憲法の制定
  • 補論 明治前半期の天皇と軍部

製品情報

製品名 伊藤博文と明治国家形成―「宮中」の制度化と立憲制の導入
著者名 著:坂本 一登
発売日 2012年03月13日
価格 定価 : 本体1,250円(税別)
ISBN 978-4-06-292101-5
通巻番号 2101
判型 A6
ページ数 432ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 原本は、1991年、吉川弘文館より刊行された。

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