水滸伝 (一)

講談社学術文庫
スイコデン1
  • 電子あり
水滸伝 (一)
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内容紹介

いわずと知れた中国武侠小説の最大傑作。明代に成立した「中国四大奇書」の一つでもあります。
北宋末期の不正と汚職が支配する乱世を舞台に、暴力・知力・胆力を思う存分に発揮して、好漢百八人が、そこら中で戦いを繰り広げながら、「梁山泊」へと終結します。その破天荒な侠客たちの痛快な立ち回りのスケールの大きさは、さすが中国の白話(口語)小説ならでは。
窃盗、殺人、痛飲、奸計、忠義、友情……。人間の善と悪が渾然一体となって進行する物語世界には、引き込まれずにはいられません。
この魅力満載の世界を躍動感あふれる世界を、よみやすく、勢いのある文体で、新訳しました。「水滸伝」の完訳書はいくつかありますが、この翻訳が最新・最高です。
本書原本はもっとも原形に近く、均整の取れた百回本。
なお、この一巻では、冒頭の「引首」から「第二十二回」までを収録しております。
全5巻。

目次

  • 訳者まえがき
  • 登場人物紹介
  • 引首
  • 第一回 張天師 祈りて瘟疫を禳い 洪太尉 誤りて妖魔を走がす
  • 第二回 王教頭 私かに延安府に走り 九紋龍 大いに史家村を鬧がす
  • 第三回 史大郎 夜に華陰県を走れ 魯提轄 拳もて鎮関西を打つ
  • 第四回 趙員外 重ねて文殊院を修め 魯智深 大いに五台山を鬧がす
  • 第五回 小覇王 酔って銷金の帳に入り 花和尚 大いに桃花村を閙がす
  • 第六回 九紋龍 赤松林に剪径し 魯智深 瓦罐寺を火焼す
  • 第七回 花和尚 倒さまに垂楊柳を抜き 豹子頭 誤って白虎堂に入る
  • 第八回 林教頭 刺して滄州道に配され 魯智深 大いに野猪林を鬧がす
  • 第九回 柴進 門に天下の客を招き 林冲 棒もて洪教頭を打つ
  • 第十回  林教頭 風雪の山神廟 陸虞候 火もて草料場を焼く
  • 第十一回 朱貴 水亭に号箭を施ち 林冲 雪夜に梁山に上る
  • 第十二回 梁山泊にて林冲 落草し 〓(べん)京城にて楊志 刀を売る
  • 第十三回 急先鋒 東廓に功を争い 青面獣 北京に武を闘わす
  • 第十四回 赤髪鬼 酔って霊官殿に臥し 晁天王 義を東渓村に認ぶ
  • 第十五回 呉学究 三阮に説いて撞籌し 公孫勝 七星に応じて義に聚まる
  • 第十六回 楊志 金銀の担を押送し 呉用 智もて生辰綱を取る
  • 第十七回 花和尚 単りにて二龍山を打ち 青面獣 双りして宝珠寺を奪う
  • 第十八回 美髯公 智もて挿翅虎を穏(なだ)め 宋公明 私かに晁天王を放つ
  • 第十九回 林冲 水寨にて大いに併火し 晁(蓋 梁山にて小しく泊を奪う
  • 第二十回 梁山泊に義士は晁蓋を尊び 〓(うん)城県に月夜 劉唐を走らす
  • 第二十一回 虔婆 酔って唐牛児を打ち 宋江 怒って閻婆惜を殺す
  • 第二十二回 閻婆 大いに〓(うん)城県を鬧がせ 朱仝 義もて宋公明を釈す

製品情報

製品名 水滸伝 (一)
著者名 訳:井波 律子
発売日 2017年09月12日
価格 定価 : 本体1,850円(税別)
ISBN 978-4-06-292451-1
判型 A6
ページ数 720ページ
電子版製品名 水滸伝 (一)
シリーズ 講談社学術文庫

著者紹介

訳:井波 律子(イナミ リツコ)

井波律子[イナミリツコ]
1944年富山県生まれ。京都大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター名誉教授。専門は中国文学。2007年『トリックスター群像―中国古典小説の世界』で第10回桑原武夫学芸賞受賞。その他の主な著書に『酒池肉林』、『中国のグロテスク・リアリズム』、『中国侠客列伝』『中国人物伝 I~IV』『論語入門』、『中国幻想ものがたり』など、訳書に『三国志演義(一)~(四)』『完訳 論語』などがある。

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