禅 沈黙と饒舌の仏教史

講談社選書メチエ
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禅 沈黙と饒舌の仏教史
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内容紹介

ブッダは、真理は言語表現できないという。しかし、仏教は万巻の書にその教えをとどめてきた。
禅宗は、教学仏教に抗して生まれた。しかし、禅語は独特で難解、禅問答は不条理、「不立文字」という言葉はそれ自体が矛盾である。
禅は、語り得ぬものにどう向き合い、何を伝えてきたのか。
ブッダの教えが禅宗へと至り、さらに日本で発展するまで。
禅とは何か、仏教史から問い直す。

目次

  • 序章 「不立文字」という言葉
  • 第一章 禅の歴史――言葉をめぐって
  •   1 禅宗の成立
  •   2 良く生きよ――ブッダの教え
  •   3 分断と統合――アショーカ王の登場
  •   4 客観的仏教学の誕生――アビダルマ
  •   5 大乗仏教の始まり
  • 第二章 大乗経典概説
  •   1 新しい仏教
  •   2 般若経典――破壊と総合 
  •   3 華厳経典――言葉の饗宴
  •   4 法華経――傑作文学 
  •   5 浄土経典――弥陀の誓願不思議に 
  •   6 後期大乗経典――最後の教え 
  •  
  • 第三章 大乗の学者たち
  •   1 「空」の効用――龍樹
  •   2 「唯識」の思想――弥勒・無著・世親
  •   3 翻訳と解釈――羅什・玄奘
  •   4 新たな時代――実践仏教の鼓動
  • 第三章 沈黙と饒舌
  •   1 沈黙の人
  •   2 饒舌な禅(1) 禅の新風・道元
  •   3 饒舌な禅(2) 日本臨済禅の創成・白隠
  •   4 饒舌な禅(3) 思索者の蹉跌・大拙
  • 終章 型の文化――伝承と言葉
  •   1 個と集団
  •   2 型の文化

製品情報

製品名 禅 沈黙と饒舌の仏教史
著者名 著:沖本 克己
発売日 2017年12月12日
価格 定価 : 本体1,800円(税別)
ISBN 978-4-06-258668-9
判型 四六
ページ数 288ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:沖本 克己(オキモト カツミ)

1943年生まれ。花園大学卒業。東京大学大学院中退。花園大学大学院教授を経て同名誉教授。文学博士。主な著書に『禅の思想とその流れ』『禅思想形成史の研究』『臨済義玄』『仏教学論集』(1~3)、共著に『禅語の茶掛を読む辞典』など。

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