大江戸商い白書――数量分析が解き明かす商人の真実

講談社選書メチエ
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大江戸商い白書――数量分析が解き明かす商人の真実
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内容紹介

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目次

  • はじめに 熊吉についてわかるすべてのこと 
  • 第一章 五坪に四人 江戸の人口密度を推計する 
  • 第二章 江戸商人データ解析 
  • 1 江戸商人データベースの作成 
  • 2 平均存続わずか一五・七年 
  • 3 株の五割は非血縁譲渡 
  • 4 店の五割は米屋か炭屋 
  • 5 番組編成の三類型 
  • 第三章 競争と共生 
  • 1 地区別店舗分布 
  • 2 大江戸ショッピングガイド 
  • 3 本所・深川の米流通網 
  • 4 御用金をいくら出す?
  • 第四章 江戸の完全競争市場
  • 1 薄利寡売の茨道
  • 2 江戸の完全競争市場
  • 3 リサイクルショップとファストフード
  • 第五章 大江戸商い模様
  • 1 桜吹雪の町奉行
  • 2 豆腐屋甚吉の町売り攻勢
  • 3 肴屋松五郎の鰤一〇〇本
  • 4 三人の両替商
  • 5 髪結常吉と三〇〇人の仲間
  • 6 湯屋のぬくもり
  • おわりに

製品情報

製品名 大江戸商い白書――数量分析が解き明かす商人の真実
著者名 著:山室 恭子
発売日 2015年07月11日
価格 定価:1,760円(本体1,600円)
ISBN 978-4-06-258605-4
通巻番号 602
判型 四六
ページ数 232ページ
シリーズ 講談社選書メチエ

著者紹介

著:山室 恭子(ヤマムロ キョウコ)

一九五六年東京都生まれ。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文科学研究科博士課程中退。文学博士。現在、東京工業大学大学院社会理工学研究科教授。専攻は日本史。主な著書に『中世のなかに生まれた近世』(講談社学術文庫、サントリー学芸賞受賞)、『黄金太閤』(中公新書)、『群雄創世紀』『歴史小説の懐』(以上、朝日新聞社)、『黄門さまと犬公方』(文春新書)、『江戸の小判ゲーム』(講談社現代新書)がある。

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