日本の修史と史学 歴史書の歴史

講談社学術文庫
ニホンノシュウシトシガクレキシショノレキシ
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日本の修史と史学 歴史書の歴史
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内容紹介

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目次

 序
一 政府が歴史を編修した時代
1 歴史書のめばえ
2 古事記と稗田阿礼
3 日本書紀の立場
4 いわゆる六国史
5 この時代の歴史の学問
6 歴史編修の中絶
二 物語風歴史と宗教的史論の時代
1 世継とかがみ 上
2 世継とかがみ 下
3 史論のはじめ
4 軍記物語
5 神道説と史論
6 正統的な史書
三 歴史の学問的研究の芽ばえた時代
1 幕府の歴史編修 上
2 幕府の歴史編修 下
3 水戸藩の大日本史
4 初期の儒学者の業績
5 新井白石
6 国学者の古代研究
四 歴史学の成立した時代
1 公私の修史事業
2 史学の研究とその施設
3 史観の変遷

主要参考文献
解 説(五味文彦)
索 引

製品情報

製品名 日本の修史と史学 歴史書の歴史
著者名 著:坂本 太郎
発売日 2020年08月11日
価格 定価:1,221円(本体1,110円)
ISBN 978-4-06-520646-1
通巻番号 2623
判型 A6
ページ数 280ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 本書の原本『日本の修史と史学』は、1958年に至文堂から日本歴史新書の一冊として刊行され、1966年に増補版が刊行されました。本書は増補版を底本とし、『坂本太郎著作集』第五巻「修史と史学」(吉川弘文館、1989年)を参照しました。

著者紹介

著:坂本 太郎(サカモト タロウ)

1901-87年。東京帝国大学文学部国史学科卒業。東京帝国大学大学院を満期退学。文学博士。東京大学教授,東京大学史料編纂所長,國學院大学教授を歴任。東京大学名誉教授。文化勲章受章。主な著書に『上代駅制の研究』,『大化改新の研究』,『日本古代史の基礎的研究』(全2巻),『六国史』,『史書を読む』,『坂本太郎著作集』全12巻がある。

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