第39回うつのみやこども賞を受賞した著者による大好評シリーズ! 「がんばりたくないさん」「バチをあてたい」「仲良くなりすぎるのがこわいさん」「ことわれないさん」 モヤモヤした気持ちをかかえている4人の子が登場する短編集。 コトバ使いのヨウヒがかける「コトバの術」で、大ピンチの状況でもなんとかなると言うけれど、 術が途中で効かなくなってしまった子や、術が暴走してさらにピンチになってしまう子が出てきて……。 それでもなんとかなるの!?
大阪市生まれ。講談社児童文学新人賞に応募した作品で注目され、作家デビュー。「若おかみは小学生!」シリーズ(講談社青い鳥文庫)は2018年テレビアニメ化・劇場版アニメ化された。『病院図書館の青と空』(講談社)で、第39回うつのみやこども賞受賞。ほかのおもな作品に『パンプキン! 模擬原爆の夏』『長浜高校水族館部!』『よみがえれ、マンモス! 近畿大学マンモス復活プロジェクト』(以上、講談社)『クルミ先生とまちがえたくないわたし』(ポプラ社)「妖怪コンビニ」シリーズ(あすなろ書房)などがある。嵯峨美術大学、成安造形大学客員教授。
書籍の装画を中心に、幅広く活躍中。児童書の挿画のおもな作品に「虹いろ図書館」シリーズ(河出書房新社)、「図書室の怪談」シリーズ(ポプラ社)、画集に「白昼夢 浮雲宇一作品集」(パイインターナショナル)がある。