強度行動障害への理解が深まり、共に生きるのがラクになる!
「強度行動障害」とは、自傷行為や他者への攻撃、物を壊すといった、
周囲に影響を及ぼす行動が頻繁にあり、特別な支援が必要な状態を指します。
彼らは、自分の思いが伝えられず、わかってもらえないので、ガラスを割ったりします。
自分のこだわりを遮られると、理由がわからず納得いかないので、物を投げます。
でも、これらの問題行動は、誰の、何にとっての問題なのでしょうか?
本書を読んで、その疑問の真相に、一人でも多くの方に触れてほしいと思います。
本書の著者は、障害者グループホーム「ヒロイチホーム」を運営する企業の代表であり、重度知的障害の自閉症を持つ強度行動障害である息子「たいち」の母親でもあります。
本書では、その経験で得てきた強度行動障害への経験・知見を、ときにおかしく、ときに胸を打つエピソードを通して綴っています。
本書を読むことで、強度高度障害を持つ彼らの療育と支援が苦しいものではなく、
少しでも前向きなものになるように、
そして重い障害のある子どもの親御さんが元気になれるように願っています。
【目次】
はじめに
序章 パパの急死、残された私と強度行動障害の息子
第1章 悪戦苦闘の子ども時代
第2章 母親として図太くなる
第3章 グループホームをつくるということ
第4章 強度行動障害の支援
第5章 強度行動障害への理解を深める
終章 この笑顔がこの先もずっと続きますように
おわりに
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