非正規雇用で発掘を請け負いその日暮らしをしていた考古学者・向井幸介は、友人の死をきっかけに謎の事件に巻き込まれてしまう。
友人が遺したもの。それは三国志の時代、傾国の厄石と呼ばれた古代中国の遼河隕石だった。
その隕石のため命を狙われることになってしまった幸介は、小さな妖精「小妖」からの警告に助けられながら、怪しげな男女と共に旅立つ。
隕石の持つ力とは? 幸介たちを狙う謎の組織とは一体?
逃避行の果て、隕石の眠る山奥で巨大な敵を迎え撃つーー!
歴史のトリビアに通暁する超鬼才・東郷隆が書き下ろすオカルト伝奇小説!
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