阿津川辰海、推薦! ーーーーー 小五の夏、少し年上の恭助たちに出会った。 今、大人になって再会する恭助たちは、「ふるさと」のように愛おしく、眩しい。 ーーーーー 少年少女を本格ミステリの世界へ導いた、青春ミステリの金字塔が復活! わたし、野村響子。 虹北商店街に暮らす、もうすぐ中学三年生。 名探偵の恭助は、相変わらず海外を旅して回ってる。 (こうして、可愛い幼馴染みが待ってるってのに!) 名探偵不在の商店街にも、ふらりと謎は訪れる。 夢の中で結婚するクラスメイト。 池の鯉が惨殺される殺鯉事件。 クリスマスイブの夜に現れるウサギのサンタ。 謎が現れたのなら、名探偵も現れる! 「もう、旅に出ないよね?」って聞いたら、「ずっと日本にいるよ」っていつか恭助は答えてくれるのかなーーーー
ジュブナイルミステリ作家。1964年、三重県生まれ。小学校の教師となり、本嫌いの生徒たちを夢中にさせる本を探すうちに自ら小説を書き始め、1989年に『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選。翌年、同作で講談社わくわくライブラリーからデビュー。以降は〈名探偵夢水清志郎事件ノート〉シリーズ、〈怪盗クイーン〉シリーズ(講談社青い鳥文庫)、〈都会(まち)のトム&ソーヤ〉シリーズ(YA!ENTERTAINMENT)など、児童書レーベルでミステリを中心に作品を手がけ、子どもたちから人気を集め続けている。とくに平成(1989~2019年)生まれの世代にとっては「小説/ミステリを読む楽しさを教えてくれた作家」の筆頭であり、小説界/ミステリ界に絶大な影響を与えてきた。本作『少年名探偵 虹北恭助の冒険』から始まる〈虹北恭助〉シリーズは、新本格ミステリムーブメント(1989年~)の熱気が受け継がれ、当時新設の小説新人賞・メフィスト賞(1996年~)から異彩を放つ作品群を輩出していたレーベル・講談社ノベルスにて、2000年に刊行がスタートする。
アニメーター、イラストレーター。「平山寛菜」の名義でアニメーターとして活躍し、アニメ『彼女、お借りします』キャラクターデザイン・総作画監督、アニメ『SELECTION PROJECT』キャラクターデザイン原案、アニメ『【推しの子】』キャラクターデザインなどを務め、唯一無二の「かわいい」を表現している。「kappe」の名義ではイラストレーターとして仕事を手がけ、装画を担当した書籍に『恋を思い出にする方法を、私に教えてよ』(冬坂右折/GA文庫)がある。
虹北恭助の冒険 フランス陽炎村事件
虹北恭助の新冒険
虹北恭助の冒険
虹北恭助の冒険 高校編
虹北恭助のハイスクール☆アドベンチャー