日本一のボール拾いになれ

ニホンイチノボールヒロイニナレ
日本一のボール拾いになれ
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内容紹介

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目次

【目次】
第1章 "奇跡のバックホーム"はなぜ生まれたのか?
キツく叱りつけることが厳しさではない/半レギュラーの選手が生んだ奇跡の瞬間/怖い監督が課す猛練習と厳しい上下関係/3段くらいギアを上げた鬼軍曹/ギリギリまで攻める厳しい指導/サヨナラ負けの大ピンチで「ライト交代、矢野!」/アウトにした瞬間、「矢野に代えてよかった」/最後まで見捨てることなくしっかり見てくれた/本気で怒られたからあのプレーが生まれた/報われない努力の先にあるもの

第2章 レギュラーになれなかった7年間 
澤田の弟はたいしたことないのう……/日本一監督の教えから学んだ言葉/選手の気持ちを動かす指導者に/恩師の強引に説き伏せられて駒沢大学へ/6シーズンで優勝5回の黄金期のあとに/裏方の立場でものを見る目/岡石部長のひと言でまた進路が変わった/生涯のパートナーとの出会い

第3章 名門復活までの日々
監督代行として四国大会に出場/窪田監督と澤田コーチの二人三脚/ヤンチャな生徒を追いかける日々/遠距離恋愛の末に最高の伴侶を/今も忘れられない初めての甲子園/桑田・清原のPL学園を追いつめる/指導者として関わった中で「最高のチーム」/澤田を驚かせた真冬の裸ノック/「素直で謙虚」なプレーでレギュラーに/嫌いだった監督とコーチが好きになる/力のなさを自覚して克服した人間/古豪を復活させた松商野球の「虎の巻」

第4章 敗戦を越えてたどりついた日本一
夫婦で寮に住み込み甲子園を目指す/脱走した選手を探して駅や空港へ/甲子園に進出しても初戦負けが続く/監督をやめようとして……恩師と面会/日本一監督からのアドバイス/甲子園の初戦負けで見えたチームの形/厳しさの対価が勝利だった/1996年春、暴力的指導でコーチが退任/同期に言われた「部をやめてくれ」/優勝と準優勝を分けたもの/前監督の言葉を聞いてこぼれた涙

第5章 全国優勝7回、松山商業の野球
日本一になった69年とよく似たチーム/基本を大事にする、一球をおろそかにしない/伝統校の厳しさに直面して新入部員が激減/窪田監督と澤田のコンビは最高だった/日本一の喧騒のあとに訪れた敗戦/負けたらボロクソに言われるのが宿命/「一番苦しかった4年間」を乗り越えベスト4/1点差で勝ち切る野球に大切なもの/5年も甲子園に行けないなんて……

第6章 日本一のボール拾いになれ!
監督自ら部室にペンキを塗った/まずは野球をするための準備から/“鬼の澤田”が育てたブルペンの芝/強豪校ではない高校のよさに気づく/培ってきた知見を棚卸して整理する

第7章 特別対談 日本一になれる監督の条件 馬淵史郎×澤田勝彦

製品情報

製品名 日本一のボール拾いになれ
著者名 著:元永 知宏
発売日 2024年03月06日
価格 定価:1,650円(本体1,500円)
ISBN 978-4-06-534718-8
判型 四六
ページ数 240ページ

著者紹介

著:元永 知宏(モトナガ トモヒロ)

1968年、愛媛県生まれ。立教大学野球部4年時に、23年ぶりの東京六大学リーグ優勝を経験。著書に『期待はずれのドラフト1位』『レギュラーになれないきみへ』(岩波ジュニア新書)、『殴られて野球はうまくなる!?』(講談社+α文庫)、『トーキングブルースをつくった男』(河出書房新社)、『荒木大輔のいた1980年の甲子園』『近鉄魂とはなんだったのか?』(集英社)、『補欠の力』(ぴあ)、『プロ野球を選ばなかった怪物たち』『野球と暴力』(イースト・プレス)、『プロ野球で1億円稼いだ男のお金の話』(東京ニュース通信社)、『まだまだ仕事を引退できない人のための50代からのキャリア戦略』(翔泳社)など。
愛媛のスポーツマガジン『E-dge』(愛媛新聞社)の創刊編集長。

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