台湾の歴史

講談社学術文庫
タイワンノレキシ
  • 電子あり
台湾の歴史
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

+ もっとみる

目次

  • はじめに――芝山巖の光景
  • 第一章 「海のアジア」と「陸のアジア」を往還する島――東アジア史の「気圧の谷」と台湾
  • 第二章 「海のアジア」への再編入――清末開港と日本の植民地統治
  • 第三章 「中華民国」がやって来た――二・二八事件と中国内戦
  • 第四章 「中華民国」の台湾定着――東西冷戦下の安定と発展
  • 第五章 「変に処して驚かず」――「中華民国」の対外危機と台湾社会の自己主張
  • 第六章 李登輝の登場と「憲政改革」
  • 第七章 台湾ナショナリズムとエスノポリティクス
  • 第八章 中華人民共和国と台湾――結びつく経済、離れる心?
  • 第九章 「中華民国第二共和制」の出発
  • 結び
  • 補説1 総統選挙が刻む台湾の四半世紀――なおも変容し躊躇するアイデンティティ
  • 補説2 「台湾は何処にあるか」と「台湾は何であるか」
  • 学術文庫版あとがき
  • 参考文献 
  • 台湾史略年表
  • 索引

製品情報

製品名 台湾の歴史
著者名 著:若林 正丈
発売日 2023年12月11日
価格 定価:1,265円(本体1,150円)
ISBN 978-4-06-534032-5
通巻番号 2795
判型 A6
ページ数 296ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 本書は、2001年に筑摩書房より刊行された『台湾――変容し躊躇するアイデンティティ』を、文庫化にあたり増補し、改題したものです。

著者紹介

著:若林 正丈(ワカバヤシ マサヒロ)

1949年、長野県生まれ。東京大学教養学部卒業。東京大学大学院総合文化研究科教授、早稲田大学政治経済学術院教授等を経て、現在、早稲田大学名誉教授。主な著書に『増補版 台湾抗日運動史研究』(研文出版)、『蒋経国と李登輝―「大陸国家」からの離陸?』(岩波書店、サントリー学芸賞)、『台湾の政治―中華民国台湾化の戦後史』(東京大学出版会、アジア・太平洋賞、樫山純三賞)、『台湾―分裂国家と民主化』(東京大学出版会)ほか。

オンライン書店で見る