楽園の夕べ ルシア・ベルリン作品集

文芸(単行本)
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楽園の夕べ ルシア・ベルリン作品集
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内容紹介

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製品情報

製品名 楽園の夕べ ルシア・ベルリン作品集
著者名 著:ルシア・ベルリン 訳:岸本 佐知子
発売日 2024年09月26日
価格 定価:2,860円(本体2,600円)
ISBN 978-4-06-533229-0
判型 四六
ページ数 392ページ
初出 「オルゴールつき化粧ボックス」「日干しレンガのブリキ屋根の家」「妻たち」群像2024年5月号。ほかは訳し下ろしです。

著者紹介

著:ルシア・ベルリン(ルシア・ベルリン)

1936年アラスカ生まれ。鉱山技師だった父の仕事の関係で幼少期より北米の鉱山町を転々とし、成長期の大半をチリで過ごす。3回の結婚と離婚を経て4人の息子をシングルマザーとして育てながら、高校教師、掃除婦、電話交換手、看護師などをして働く。いっぽうでアルコール依存症に苦しむ。20代から自身の体験に根ざした小説を書きはじめ、77年に最初の作品集が発表されると、その斬新な「声」により、多くの同時代人作家に衝撃を与える。90年代に入ってサンフランシスコ郡刑務所などで創作を教えるようになり、のちにコロラド大学准教授になる。2004年の誕生日に逝去。レイモンド・カーヴァー、リディア・デイヴィスをはじめ多くの作家に影響を与えながらも、生前は一部にその名を知られるのみであったが、2015年、A Manual for Cleaning Women(日本語版は『掃除婦のための手引き書』『すべての月、すべての年』の2冊に分けて訳出)が出版されると同書はたちまちベストセラーとなり、多くの読者に驚きとともに「再発見」された。

訳:岸本 佐知子(キシモト サチコ)

翻訳家。訳書にリディア・デイヴィス『話の終わり』『ほとんど記憶のない女』、ミランダ・ジュライ『いちばんここに似合う人』『最初の悪い男』、ショーン・タン『内なる町から来た話』『セミ』、スティーブン・ミルハウザー『エドウィン・マルハウス』、ジャネット・ウィンターソン『灯台守の話』、ジョージ・ソーンダーズ『短くて恐ろしいフィルの時代』『十二月の十日』、ルシア・ベルリン『掃除婦のための手引き書』『すべての月、すべての年』など多数。編訳書に『変愛小説集』『居心地の悪い部屋』『楽しい夜』ほか、著書に『わからない』『死ぬまでに行きたい海』『ひみつのしつもん』ほか。2007年、『ねにもつタイプ』で講談社エッセイ賞を受賞。

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