これからの環境分析化学入門 改訂第2版
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内容紹介
目次
第1部 環境分析の実際
第1章 環境分析化学とは
環境分析化学と分析値に基づく判断/安全・安心をおびやかす物質
第2章 大気環境の分析
大気中の物質の濃度の取り扱い/大気試料のサンプリング/標準ガスの発生法/温室効果ガス/酸性ガス/オキシダント/揮発性有機化合物/エアロゾル
第3章 水環境の分析
水圏を構成する海水および陸水/環境保全に関連する水質分析/海洋環境保全のための国際的な取り組み
第4章 土壌環境の分析
土壌分析の目的/土壌汚染対策法/土壌分析の実際/土壌試料のオンサイト分析/土壌中重金属の化学形態分析/土壌中の有機汚染物質の分析/ダイオキシン類の分析
第5章 生活環境の分析
食環境の分析/住環境の分析
第6章 生命環境の分析
分析化学と感染症の診断/免疫反応とイムノアッセイの原理/バイオ分析に用いられるイムノアッセイ
第7章 環境放射能の測定
放射能の意味と単位/環境放射能測定の目的/環境放射能の測定法/環境放射能測定の実際
第2部 環境分析の基本
第8章 データの取り扱いと有効数字
データの取り扱いに必要な基礎知識/有効数字と数値の丸め方
第9章 濃度計算と検量線
濃度の記述方法/検量線/検出限界と定量下限
第10章 化学平衡
容量分析の基礎/アレニウスとブレンステッド・ローリーの酸・塩基の考え方/酸・塩基とpH/中和滴定
/錯生成とキレート滴定/酸化・還元と酸化還元滴定/沈殿生成と沈殿滴定/分配平衡と溶媒抽出/固相への分配と固相抽出
第11章 光分析法
紫外・可視吸光光度法/蛍光光度法/赤外分光法/原子吸光分析法/誘導結合プラズマ発光分析法/誘導結合プラズマ質量分析法/蛍光X線分析法/粉末X線回折法/X線吸収微細構造法/走査電子顕微鏡
第12章 電気化学分析法
ポテンシオメトリーの基礎/pHガラス膜電極の応答原理/イオン電極の構造と応答原理/イオン電極の適用例
第13章 質量分析法
装置構成/連結(ハイフネーテッド)技術
第14章 クロマトグラフィー
クロマトグラフィーの原理/液体クロマトグラフィー/ガスクロマトグラフィー
第15章 法律・国際規格
環境関連法の歴史/環境基本法/大気の汚染/水質の汚濁/土壌の汚染/国際規格
〈演習問題解答〉
付表A 環境基準と排出基準
付表B 化学平衡の定数表
付表C 物理定数表,SI 単位表
付表D 周期表と原子量表
付録A 分析化学に用いる数学
付録B 分析化学で用いる器具
付表C 分析化学に使う試薬の安全性