母という呪縛 娘という牢獄

ハハトイウジュバクムスメトイウロウゴク
  • 電子あり
母という呪縛 娘という牢獄
自分メモ
気になった本やコミックの情報を自分に送れます

内容紹介

+ もっとみる

目次

  • 序章 面会の日
  • 「第三者」の面会申請
  • アイスブレイク
  • 母の呪縛から逃れたい
  • 第1章 懲役一五年
  • 黄色い物体
  • 母と娘のLINE――2017/10/18(1)
  • 証言の矛盾
  • 母と娘のLINE――2017/10/18(2)
  • 浴室で解体しました
  • 母と娘のメール――2017/12/24
  • 「殺人」を認定した判決
  • 第2章 モンスターを倒した
  • 一転した供述
  • 「そのとき」が来た
  • 控訴審での告白
  • なぜ話す気になったのか
  • 第3章 母と娘
  • 湖畔の街
  • 交錯する長針と短針
  • 「透明な膜」の中で
  • 父が家を出た
  • 第4章 詰問、罵倒、蒸し返し
  • 「アメばあ」
  • 薬缶の熱湯を浴びせられ
  • ブラック・ジャックになりたい
  • 第5章 医学部目指して
  • 「人の上に立つ職業に」
  • 狭き門、高きハードル
  • 棄権できないレース
  • 第6章 「娘は合格しました」
  • 蜃気楼
  • 偏差値一〇ポイント分のお仕置き
  • 「肉親再会」
  • お母さんに回し蹴りされた
  • 合格したって言いなさい
  • 総絞りの振袖
  • 「寮に住ませてください」
  • 第7章 九年の浪人生活
  • 二〇歳になれば
  • 血文字の反省文
  • 母の自殺未遂
  • 一〇〇万円を持って脱出
  • あかりの置手紙――二〇一三年一二月
  • トンネルの出口
  • 合格と解放
  • 第8章 助産師になりなさい
  • 二七歳の新入生
  • やっと普通の母娘に
  • また約束を破りやがって!
  • 母に提出した始末書
  • 深夜三時の土下座
  • 第9章 黄色いコップ
  • 母と娘のLINE
  • 母のいない人生を生きる
  • 三七〇メートル先の遺体
  • 身元発覚
  • あなたは嘘を言っている
  • 否認の法廷
  • 第10章 家族だから
  • 殺人容疑
  • 父との面会
  • もう嘘をつくのはやめよう
  • 雑居房の同囚
  • 私が殺しました
  • 判決を聞いて気持ちが変わった
  • 罪の涙
  • 終章 二度目の囚人
  • 刑務所の日常
  • ひんやりとした親しみ

製品情報

製品名 母という呪縛 娘という牢獄
著者名 著:齊藤 彩
発売日 2022年12月16日
価格 定価:1,980円(本体1,800円)
ISBN 978-4-06-530679-6
判型 四六
ページ数 288ページ

著者紹介

著:齊藤 彩(サイトウ アヤ)

1995年東京生まれ。2018年3月北海道大学理学部地球惑星科学科卒業後、共同通信社入社。
新潟支局を経て、大阪支社編集局社会部で司法担当記者。2021年末退職。本書がはじめての著作となる。

オンライン書店で見る