どうした、家康

講談社文庫
ドウシタイエヤス
  • 電子あり
どうした、家康
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内容紹介

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目次

  • 囚われ童とうつけ者 矢野 隆
  • 悪妻の道 風野真知雄
  • 生さぬ仲 砂原浩太朗
  • 三河より起こる 吉森大祐
  • 徳川改姓始末記 井原忠政
  • 鯉 谷津矢車
  • 親なりし 上田秀人
  • 魔王 松下隆一
  • 賭けの行方 神君伊賀越え 永井紗耶子
  • 長久手の瓢 山本巧次
  • 塩を納めよ 門井慶喜
  • 点睛 小栗さくら
  • 燃える城 稲田幸久

製品情報

製品名 どうした、家康
著者名 著:上田 秀人 著:稲田 幸久 著:井原 忠政 著:小栗 さくら 著:風野 真知雄 著:門井 慶喜 著:砂原 浩太朗 著:永井 紗耶子 著:松下 隆一 著:谷津 矢車 著:矢野 隆 著:山本 巧次 著:吉森 大祐
発売日 2023年01月17日
価格 定価:748円(本体680円)
ISBN 978-4-06-530504-1
判型 A6
ページ数 304ページ
シリーズ 講談社文庫
初出 「小説現代」2023年1・2月合併号

著者紹介

著:上田 秀人(ウエダ ヒデト)

1959年大阪府生まれ。大阪歯科大学卒業。'97年小説CLUB新人賞佳作。歴史知識に裏打ちされた骨太の作風で注目を集める。講談社文庫の「奥右筆秘帳」シリーズは、「この時代小説がすごい!」(宝島社刊)で、2009年版、2014年版と二度にわたり文庫シリーズ第1位に輝き、第3回歴史時代作家クラブ賞シリーズ賞も受賞。抜群の人気を集める。「百万石の留守居役」は初めて外様の藩を舞台にしたシリーズ。文庫時代小説の各シリーズのほか歴史小説にも取り組み、『孤闘 立花宗茂』で第16回中山義秀文学賞を受賞。他の著書に『竜は動かず 奥羽越列藩同盟顛末(上下)』『戦端』など。2022年第7回吉川英治文庫賞を「百万石の留守居役」シリーズで受賞した。

著:稲田 幸久(イナダ ユキヒサ)

1983年広島県生まれ。大阪教育大学大学院修了。'21年に第13回角川春樹小説賞を『駆ける 少年騎馬遊撃隊』で受賞しデビュー。同作は第12回広島本大賞を受賞し、続編も刊行されている。

著:井原 忠政(イハラ タダマサ)

神奈川県出身。2000年に「連弾」が第25回城戸賞に入選し、経塚丸雄名義で脚本家デビュー。'16 年「旗本金融道」シリーズ(経塚丸雄名義)で時代小説家デビュー。'17 年『旗本金融道(一) 銭が情けの新次郎』で第6回歴史時代作家クラブ新人賞受賞。'21年「三河雑兵心得」シリーズで「この時代小説がすごい! 2022年版」文庫書下ろしランキング1位。

著:小栗 さくら(オグリ サクラ)

東京都生まれ。博物館学芸員の資格を持つ歴史タレントとして活動する他、歴史系アーティスト、歌手、作詞家、声優としても活躍中。小説現代2018年10月号に初めての小説「歳三が見た海」を発表した。'22年に初の小説集『余烈』を刊行。

著:風野 真知雄(カゼノ マチオ)

1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい秘剣帖』『姫は、三十一』『大名やくざ』『占い同心 鬼堂民斎』などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、「耳袋秘帖」シリーズで第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。

著:門井 慶喜(カドイ ヨシノブ)

1971年群馬県生まれ。同志社大学文学部卒業。2003年、第42回オール讀物推理小説新人賞を「キッドナッパーズ」で受賞しデビュー。'15年に『東京帝大叡古教授』が第153回直木賞候補、'16年に『家康、江戸を建てる』が第155回直木賞候補となる。'16年に『マジカル・ヒストリー・ツアー ミステリと美術で読む近代』で第69回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)、同年に咲くやこの花賞(文芸その他部門)を受賞。'18年に『銀河鉄道の父』で第158回直木賞を受賞。近著に『ロミオとジュリエットと三人の魔女』『信長、鉄砲で君臨する』『江戸一新』などがある。

著:砂原 浩太朗(スナハラ コウタロウ)

1969年生まれ、兵庫県出身。早稲田大学第一文学部卒業後、出版社勤務を経て、フリーのライター・編集・校正者となる。2016年「いのちがけ」で第2回「決戦!小説大賞」を受賞しデビュー。2021年刊行の『高瀬庄左衛門御留書』が、第165回直木賞候補・第34回山本周五郎賞候補となったほか、第9回野村胡堂文学賞・第15回舟橋聖一文学賞・第11回本屋が選ぶ時代小説大賞受賞、「本の雑誌」2021年上半期ベストテン第1位など高評価を受ける。2022年『黛家の兄弟』で第35回山本周五郎賞受賞。

著:永井 紗耶子(ナガイ サヤコ)

1977年神奈川県出身。慶應義塾大学文学部卒業。2010年『絡繰り心中』で第11回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。'20年『商う狼 江戸商人 杉本茂十郎』で、第3回細谷正充賞、第10回本屋が選ぶ時代小説大賞、'21年、第40回新田次郎賞を受賞。'22年『女人入眼』で第167回直木賞候補に。

著:松下 隆一(マツシタ リュウイチ)

1964年兵庫県生まれ。京都市在住。第10回シナリオ大賞佳作受賞の『二人ノ世界』が2020年に永瀬正敏主演で同名映画化。同年、第1回京都文学賞を「もう森へは行かない」(刊行に際して『羅城門に啼く』に改題)で受賞。作家、脚本家として活躍中。他の著書に『ゲンさんとソウさん』『春を待つ』がある。2023年2月に講談社より新作長編を刊行予定。

著:谷津 矢車(ヤツ ヤグルマ)

1986年東京都生まれ。2012年『蒲生の記』で第18回歴史群像大賞優秀賞を受賞。2013年『洛中洛外画狂伝』でデビュー。2018年『おもちゃ絵芳藤』で第7回歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞。演劇の原案提供も手がけている。他の著書に『吉宗の星』『ええじゃないか』などがある。

著:矢野 隆(ヤノ タカシ)

1976年福岡県生まれ。2008年『蛇衆』で第21回小説すばる新人賞を受賞。その後、『無頼(ぶら)無頼(ぶら)ッ!』『兇』『勝負(ガチ)!』など、ニューウェーブ時代小説と呼ばれる作品を手がける。2021年に『戦(いくさ)百景 長篠の戦い』で第4回細谷正充賞を、2022年に『琉球建国記』で第11回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞。他の著書に『戦百景 桶狭間の戦い』『戦百景 関ヶ原の戦い』『戦百景 川中島の戦い』『戦百景 本能寺の変』などがある。

著:山本 巧次(ヤマモト コウジ)

1960年和歌山県生まれ。中央大学法学部卒業。2015年『大江戸科学捜査 八丁堀のおゆう』が第13回「このミステリーがすごい!」大賞隠し玉となりデビュー。同作はシリーズ化され、人気を博している。'18年『阪堺電車177号の追憶』で第6回大阪ほんま本大賞受賞。他の著書に「入舟長屋のおみわ」シリーズ、「まやかしうらない処」シリーズなどがある。

著:吉森 大祐(ヨシモリ ダイスケ)

1968年東京都生まれ。慶応義塾大学文学部卒業。大学時代より小説を書き始めるも、1993年に某電機メーカーに入社。40代半ばにまた小説を書き出し、2017年『幕末ダウンタウン』で第12回小説現代長編新人賞、'20年『ぴりりと可楽!』で第3回細谷正充賞を受賞する。近著に『うかれ十郎兵衛』『東京彰義伝』などがある。

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