木島平八郎、帰還 偽史と陰謀と地政学が錯綜する戦争前夜、仮面の古書店主と潔癖症の民俗学者・折口信夫が正史に「あってはならないもの」を仕分けする。未刊行の新作長編、20年振りの書籍化!
まんが原作者・批評家。1958年東京都生まれ。国際日本文化研究センター教授。80年代には徳間書店、白夜書房、角川書店で編集者として活動。詳細は『「おたく」の精神史』、『二階の住人とその時代』を参照。まんが原作者としての著作に、本書『木島日記』、『北神伝綺』、『八雲百怪』の偽史三部作などが、批評書に『物語消費論 「ビックリマン」の神話学』などがある。
木島日記 もどき開口
北神伝綺 妹の力
北神伝綺