内容紹介
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目次
莫迦の世迷い言
根津権現前より
城山のほとり
大待宵草の花
貧故の冤罪
頭の中の時計
感想断片
重忠役者と岩永役者
俳優種々相
動物影絵
不愉快な思いで
ぐうたら漫談
自分自身に与うる詞
平賀元義を憶う
錦絵物語
病院から帰って
わが家の冨士
法界坊礼賛
気に入らない
雪へする落書
謎のおんな
「玉の井」と「亀戸」
啜泣く風景
「金」と「恋」と
無産者の結婚の悲哀
新婚か悔恨か
塩の正月
独身者は寂し
演劇無駄談義
歌舞伎保存に就いて
火と風とに捧ぐ
築地小劇場のこと
猿之助を憫む
画竜点睛を欠く
是れ何んの故ぞ
近代劇と金
犬の遠吠え
文明的復讐
喧嘩の前触
外は是蝉の声
斎藤緑雨の一面
雑記帳抜萃
渠に云いたいこと
苦吟力行の人
いまの創作家のこと
神経質過ぎる者は誰ぞや
小蟹の愚痴
「元日や」の原句
フロックコートと龍之介
昼寝から覚めて
作家の態度
友に贈る
冷笑の前へ
「一夜」について
「恥」と「嘘」
嘘のつきッぱなし
屠蘇危言