内容紹介
橘樹雅(たちばなみやび)は研究テーマ「出雲」を調査するうちに、
国を追われて京都に連行されていた出雲族の存在を知る。
在野の研究者・金澤千鶴子(かなざわちづこ)に、
大神(おおみわ)神社の主祭神・大物主(おおものぬし)神が
素戔嗚(すさのお)尊同様「出雲」の神だと聞いた雅は、
奈良に出雲族の痕跡を探し求める。
二人を監視する何者かの不穏な動き。
大和に存在した出雲村と野見宿禰(のみのすくね)伝説が、雅を真相へ導く。
神話に秘匿された出雲王朝の真の姿が蘇る。
出雲編完結!
製品情報
製品名 | 鬼統べる国、大和出雲 古事記異聞 |
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著者名 | 著:高田 崇史 |
発売日 | 2022年05月13日 |
価格 | 定価:748円(本体680円) |
ISBN | 978-4-06-527543-6 |
判型 | A6 |
ページ数 | 288ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | この作品は、2020年11月に、講談社ノベルスとして刊行されたものです。 |