日本屈指の陰陽道宗家「幸徳井」の分家筋「桃里」の霊能者の一人である桃里理生。彼がセント・ラファエロ学院にきた目的のひとつに「蟠桃」を探すというものがあった。紆余曲折あって学園内にお目当ての蟠桃の木を見つけたが、そこに異界への入り口が開いていることがわかり、監視の必要が生じたため、理生の任務は続行されることに。
ところが学院で過ごしている理生の体調が、なぜか次第に悪化してしまう。これには超常的な力が働いていると気づき、理生は原因を究明すべく調査に乗りだすが……?
単行本『古都妖異譚』とリンクする新シリーズ、電子オリジナル第2弾!
©篠原美季 2022
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