巨星徳川家康のひたむきな姿に接したとき、宗矩の眼は豁然と開けた。文禄三年(一五九四)五月三日、家康が父石舟斎に入門した日が、又右衛門宗矩の新たな求道への旅立ちの日でもあった。東西が激突した関ヶ原、大坂城の攻防を経て、家康の「道義立国」は実現に向かう。生まれながらの将軍家光の時代になると、宗矩は若き貴公子をいかに名将軍に育てるか、多難な仕事が彼の双肩にのしかかる。家康、秀忠、家光三代の師範として剣禅一如をなし遂げた男の生涯。
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治部の礎
吉川 永青
徳川家康合戦録 戦下手か戦巧者か
渡邊 大門
戦百景 関ヶ原の戦い
矢野 隆
忠直卿行状記
海音寺 潮五郎,原 弘,中 一弥
日本の歴史
講談社,西谷 大
決戦!関ヶ原2
葉室 麟,吉川 永青,東郷 隆,簑輪 諒,宮本 昌孝,天野 純希,冲方 丁
若草軍記(下)
富田 常雄
戦国武将に学ぶ「必勝マネー術」
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天下統一 秀吉から家康へ
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由井正雪 柴錬痛快文庫
柴田 錬三郎
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