【時代将棋小説、小説現代長編新人奨励賞『桎梏の雪』7月26日刊行!】 守るは己の矜持か、家元か――温情と非情の狭間で死力を尽くす棋士たち。江戸時代、全てを将棋に賭けた棋士たちの壮絶人生を描く本編『桎梏の雪』に連なる秀逸短編。
©Toh Nakamura 2021
(なかむら・とう)1982年奈良県生まれ。江戸時代の将棋界を端正かつ鮮烈に描いた『桎梏の雪』で2021年、第15回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞しデビュー。