19世紀のアメリカ南部。何ものにもとらわれない自然児のハックルベリー・フィンは、ダグラスさんの未亡人の家での生活にも、学校の勉強にもうんざり。乱暴者の父親からも逃げ出して、黒人奴隷のジムとともにミシシッピー川を下る旅に出る--。アメリカ文学史上に燦然と輝く名作が、読みやすい新訳でよみがえる! <世界の名作 小学上級・中学から すべての漢字にふりがなつき>
1835年、アメリカ合衆国ミズーリ州に生まれる。父の死後、12歳で実社会に出て、見習い印刷工をしながら文章をおぼえる。蒸気船の水先案内人などをした後、新聞記者として成功。『ジム・スマイリーと彼の跳び蛙』『赤毛布外遊記』で人気を得て、『トム・ソーヤーの冒険』『王子と乞食』『ハックルベリー・フィンの冒険』などでアメリカ文学の頂点に立つ。1910年没。
翻訳者(英日、日英)、編集者、英語・翻訳講師。早稲田大学教育学部英語英文学科卒業、同専攻科(現在の大学院の前身)修了。『アベンジャーズ エンドゲーム」(講談社)ほか、マーベル、アベンジャーズ、ディズニー関連の書籍を多数翻訳。訳書に「スター・ウォーズ」シリーズ(講談社)、『21匹のネコがさっくり教えるアート史』(すばる舎)など多数(70冊以上)。
漫画家、イラストレーター。都留文科大学国文学科卒業。在学中にデビューし、教員を経て、漫画家として独立。作品に、『ひらひらひゅ~ん』(新書館)、『亀の鳴く声』(小学館)など多数。挿絵の仕事に、「都会のトム&ソーヤ」シリーズ(講談社)、『坊っちゃん』(講談社青い鳥文庫)などがある。
トム・ソーヤーの冒険(児童)
トム・ソーヤーの探偵(児童)