なまずはいつもひとりぼっち。ところが、体がそっくりの、ちいさくてかわいい弟や妹たちがなついてくれたのですが、やがて別れが……。ちいさな子たちは、いったいだれだったのでしょう!? すがたかたちがちがっていても、気持ちが通じたら、仲良しになれる。 おどろきいっぱいで、こころがあたたかくなるお話。
1969年、愛知県生まれ。保育専門学校卒業後、幼稚園・保育圏勤務を経て絵本作家・童話作家に。主な絵本に『さるのせんせいとへびのかんごふさん』『へびのせんせいとさるのかんごふさん』(絵・荒井良ニ ビリケン出版)、『ぼくのえんそく』『ちゅうしゃなんかこわくない』(絵・長谷川義史 岩崎書店)、『どろぼうだっそうだいさくせん!』(絵・西村敏雄 偕成社)、文・絵を担当したものに『あおいでんしゃにのって』(日本標準)などがある。
1977年、静岡県生まれ。武蔵野美術大学卒業。広告会社勤務ののち、イラストや絵本を描く。手触りが感じられるような温かみのある作品づくりを目指している。絵本に『プンとフォークン』(教育画劇)、『えほんKIRIMIちゃん.わ たしシャケのきりみちゃん』(岩崎書店)がある。神奈川県在住。