マリー・アントワネットの娘、マリー・テレーズは母の処刑後も生き抜き天寿を全うしたが、その人生は波乱に満ちたものだった。母の影響を色濃く受けた生涯の足跡をヨーロッパ各地にたどり、華麗にして過酷な運命を生きた一人の女性を浮き彫りにする歴史エッセイ。同時収録「マルゴ王妃」。
©Hitomi Fujimoto
長野県生まれ。西洋史への深い造詣と綿密な取材に基づく歴史小説で脚光をあびる。フランス政府観光局親善大使。著作に、『新・三銃士』『皇妃エリザベート』『シャネル』『アンジェリク緋色の旗』『ハプスブルクの宝剣』『王妃マリー・アントワネット 華やかな悲劇のすべて』『幕末銃姫伝』『i維新銃姫伝』など多数。児童文庫の青い鳥文庫では「探偵チームKZ(カッズ)事件ノート」シリーズ、「妖精チームG(ジェニ)」シリーズのほかに、『マリー・アントワネット物語』『三銃士』も手がけている。
マリー・アントワネットの生涯
マリー・アントワネット物語(児童)
最期の日のマリー・アントワネット ハプスブルク家の連続悲劇
マリー・アントワネットとフェルセン、真実の恋