憲法と国家の理論

講談社学術文庫
ケンポウトコッカノリロン
著:清宮 四郎 編・解説:樋口 陽一
  • 電子あり
憲法と国家の理論
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内容紹介

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目次

 I 日本国憲法の思想と原理
権力分立制序説
日本国憲法とロックの政治思想
憲法の法的特質
憲法の前文
国民主権と天皇制
天皇の行為の性質
数と理
多数決の前提条件
わが憲法上の解散
憲法の変遷について

 II 憲法理論の基礎
法の定立、適用、執行
違法の後法
憲法改正作用
ブルクハルトの組織法・行態法論

 III 憲法学の二師・一友
私の憲法学の二師・一友

解 説(樋口陽一)

製品情報

製品名 憲法と国家の理論
著者名 著:清宮 四郎 編・解説:樋口 陽一
発売日 2021年06月10日
価格 定価:1,551円(本体1,410円)
ISBN 978-4-06-523826-4
通巻番号 2670
判型 A6
ページ数 424ページ
シリーズ 講談社学術文庫
初出 本書は、『国家作用の理論』(有斐閣、1968年)および『憲法の理論』(有斐閣、1969年)に収録された論文を精選し、さらに「私の憲法学の二師・一友」を加えて集成したものです。

著者紹介

著:清宮 四郎(キヨミヤ シロウ)

1898-1989年。憲法学者。東京帝国大学で美濃部達吉に学び、京城帝国大学教授、東北(帝国)大学教授を歴任。我妻榮、宮沢俊義、大内兵衛らと憲法問題研究会を組織。東北大学名誉教授、日本学士院会員。主な著書に、『憲法要論』(1952年、全訂版1961年)、『憲法I』(1957年、第3版1979年)、『国家作用の理論』(1968年)、『憲法の理論』(1969年)ほか。訳書として、ハンス・ケルゼン『一般国家学』(1936年、改訳版1971年)ほか。

編・解説:樋口 陽一(ヒグチ ヨウイチ)

1934年生まれ。東北大学大学院法学研究科博士課程修了。法学博士。東北大学法学部教授、東京大学法学部教授を歴任。東北大学名誉教授、東京大学名誉教授。パリ大学名誉博士、日本学士院会員。専門は、憲法学・比較憲法学。主な著書に、『憲法』(1992年、第4版2021年)、『憲法入門』(1993年、六訂版2017年)、『国法学』(2004年、補訂版2007年)、『いま、「憲法改正」をどう考えるか』(2013年)ほか。訳書として、カール・シュミット『現代議会主義の精神史的状況 他一篇』(2015年)ほか。

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