内容紹介
六十四歳の晩秋のある日、いつものように散歩に出かけようとして妻に止められ、そのまま緊急入院。
突然襲った脳内出血で、作家は生死をさまよう。
父の一大事に力を合わせる家族、励ましを得た文学作品、医師や同室の人々を見つめる、ゆるがぬ視線。
病を経て知る生きるよろこびを明るくユーモラスに描く、著者の転換期を示す闘病記。
生誕100年記念刊行。
目次
夏の重荷
杖
北風と靴
大部屋の人たち
Dデイ
作業療法室
同室の人
単行本あとがき
著者に代わって読者へ
解説 島田潤一郎
年譜
目次
夏の重荷
杖
北風と靴
大部屋の人たち
Dデイ
作業療法室
同室の人
単行本あとがき
著者に代わって読者へ
解説 島田潤一郎
年譜
製品情報
製品名 | 世をへだてて |
---|---|
著者名 | 著:庄野 潤三 |
発売日 | 2021年02月12日 |
価格 | 定価 : 本体1,700円(税別) |
ISBN | 978-4-06-522320-8 |
判型 | A6 |
ページ数 | 240ページ |
シリーズ | 講談社文芸文庫 |
初出 | 本書は『世をへだてて』(文藝春秋・1987年11月刊)を底本としました。 |
おすすめの本
-
電子あり
月夜のサラサーテ The cream of the notes 7
-
電子あり
日本一、大まかな娘。 アイラブ おおま かなこさん
-
電子あり
猫のハローワーク2
-
電子あり
感触的昭和文壇史
-
拡張現実的
-
五木寛之の金沢さんぽ
-
電子あり
鴻上尚史の俳優入門
-
電子あり
ツベルクリンムーチョ The cream of the notes 9
-
電子あり
詩への小路 ドゥイノの悲歌
-
電子あり
自分にかけたい言葉 ~ありがとう~
-
電子あり
知る悲しみ やっぱり男は死ぬまでロマンティックな愚か者
-
電子あり
腹ペコ騒動記 世界満腹食べ歩き