内容紹介
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目次
- 第1部 先輩理系女性たちが歩んできた道
- 第1章 研究者へと導いてくれた、多様なロールモデル 東北大学教授 大隅典子さん
- 理系でも役だった、小中学生でつけた英語力と国語力/大学院で経験した挫折と涙/世界最先端の研究を実感するワクワク感/公私の転機が一度にやってきた/30代で東北大学医学部初の女性教授に/「少し背伸び」が力に ほか
- 第2章 悩みながらたどり着いた「これだ!」という研究 東京大学教授 大島まりさん
- 小学2年生で衝撃を受けた、アポロ11号月面着陸/大学院で鍛えられながら、研究に魅かれていった/米国留学で感じた日本との差、男女の違い/工学部のイメージをアップデート!/40代に結婚、出産。何が起こるかわからない ほか
- 第3章 ベースの理系を生かしながら、仕事の幅を広げて 日刊工業新聞社論説委員、編集局科学技術部編集委員 山本佳世子 専門記者をしながら博士号を取得/男女、文理、年齢……さまざまな壁をこえて ほか
- 第2部 大学で、企業で。理系女子のさまざまな活躍の場所
- 第4章 理系女性のマインドとそれを取り巻く環境
- 「理系」×「女性」というまだまだ少数派の存在(大学や企業、ジャンル別女性研究者の数 ほか)
- 大学や企業における理系女子の居場所(理学部と工学部/研究者、技術者、学者、科学者、教員/理系ならではの企業での働き方/長い仕事人生をイメージできる、先輩リケジョを見つけていく ほか)
- 第5章 理系の第1歩、大学選び
- 「自分」と「時代」の特性を知って生かす(「文系か理系か」から「文理融合」へ/数学、物理が得意でなくても/コミュニケーションやプレゼンテーションが得意なら ほか)
- 理系でも文系的な視点が必要に(小中高校生から探求学習を/迷うなら理系がおすすめの理由 ほか)
- 得意・不得意や性格から、どう進路を考えるか(「数学が苦手」は誤解かもしれない ほか)
- 第6章 理系の研究と学び方
- データサイエンスが欠かせない時代(研究とはなにか/「理論科学」「実験科学」「計算科学」 ほか)
- 大学4年生の卒業研究と大学院(研究室、指導教員はどう選ぶか/修士は学部の延長、博士は研究者への険しい道 ほか)
- 第7章 理系の研究職、仕事とプライベートはどうなる?
- 大学の研究者、企業の研究者(大学研究者を取り巻く環境/さまざまなセクションで活躍できる企業の魅力 ほか)
- 公的研究機関の研究者(国立研究開発法人の恵まれた環境/時間の使い方を工夫できる利点 ほか)
- 働く女性ならではの悩みとは(結婚の時期や姓はどう選ぶ?/育児・家事負担の男女差は研究者でも ほか)
- 第8章 企業や大学トップの理系女性と、これからのリケジョ
- 企業の先輩理系女性たち/ベンチャー企業という選択肢/大学組織をまとめる理系女性の姿
- 第3部 2人の教授が現在・未来の理系女性を語る
- 第9章 本当に好きなものを探しながら柔軟な生き方を
- 2020年ノーベル化学賞は理系女性に/テレワークも味方にして、男性の意識を変えていく/AIと理系女性の未来 ほか