内容紹介
民俗学研究室に所属する橘樹雅は、指導教官の御子神伶二に研究テーマ・出雲について「殆ど理解できていない」と厳しく指摘される。傷つきながら現地へ旅立った雅は、出雲大社、佐太神社などを巡るうちに『古事記』や『日本書紀』の伝える出雲神話に疑問を持ちはじめる。神話に隠された「敗者の歴史」を描く歴史ミステリー。
目次
- プロローグ
- 雲出づる国
- 出雲四大神
- 大蛇雲の山
- 弥生八雲に
- 雅かなる雲
- エピローグ
製品情報
製品名 | 鬼棲む国、出雲 古事記異聞 |
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著者名 | 著:高田 崇史 |
発売日 | 2021年01月15日 |
価格 | 定価 : 本体650円(税別) |
ISBN | 978-4-06-521913-3 |
判型 | A6 |
ページ数 | 288ページ |
シリーズ | 講談社文庫 |
初出 | この作品は、2018年6月に、講談社ノベルスとして刊行されたものです。 |