ひとりひとりでいることを余儀なくされているいま、 あらためて胸にせまる 谷川俊太郎の詩『ひとりひとり』。 いわさきちひろの深くやさしい絵といっしょになり、 大切にしたい1冊の絵本になりました。 ひとりでいること。 ひととつながること。 読み進むうちに、しずかな勇気がわいてきます。
1931年東京生まれ。1952年初めての詩集『二十億光年の孤独』(創元社)刊行。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広い分野で活躍している。
(1918-1974)福井県生まれ。東京で育つ。子どもを生涯のテーマとして描いた。1977年アトリエ兼自宅跡に、ちひろ美術館・東京開館。1997年安曇野ちひろ美術館開館。